「又/右/佑/有/う/侑」成り立ち


最終更新: 令和6年3月13日

 

【又】【右】【佑】【有】【う】【侑】

 元々は「左右」の「右」という言葉を表していたと考えられます。「右」という意味です。右手の形です。

 

 

解説


 1931年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1883302/170>

 

 上の字は活字の明朝体の「又」です。

 

 1981年『常用漢字表』([安岡 2009] から引用)

 

 1425年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/2540639/1/5>

 

 上の字は「有」です。

 

 明治時代「諏訪神社收蔵種字.四號平假名」(「本木昌造・活字復元プロジェクト」調査グループ 2003)

 1882年『五號活字総數目録全』26葉裏, 大阪北久太郎町活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: ZZ002.

 Unicode

 

 上の字は活字の平仮名の「う」です。

 


参考文献


 「本木昌造・活字復元プロジェクト」調査グループ (2003)「検証: 諏訪神社収蔵『木彫種字』」,『日本の近代活字 本木昌造とその周辺』編纂委員会編著『日本の近代活字: 本木昌造とその周辺』, 100-139, 近代印刷活字文化保存会.

 

 

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