「多/タ/た/た/た」成り立ち


最終更新: 令和6年2月21日

 

【多】【タ】【た/た/た

 元々は「多数」の「多」という言葉を表していたと考えられます。「多い」という意味です。多くの肉の形です。

 

 

解説


 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/854017/8>

 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/854017/1/15>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「片假名及び附属物」50頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 

 上の字は活字の片仮名の「タ」です。

 

 1885年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/853858/11>

 1888年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/837962/6>

 1898年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/754847/6>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「萬葉假名」51頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 1940年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/3450602/1/505>

 1940年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/3450602/1/133>

 

 上の字は活字の平仮名の「た」です。

 

 1912年『改正三号明朝活字書体見本全』([府川 2005] 図4-204-2 から引用)

 

 上の字は活字の平仮名の「た」です。

 

 1884年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/840389/16>

 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/854017/1/15>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「萬葉假名」51頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 1936年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/3450600/1/306>

 

 上の字は活字の平仮名の「た」です。

 

 上の字は Unicode/学術情報交換用変体仮名の平仮名と片仮名です。

 

 

参考文献


 府川充男 (2005)『聚珍録 第三篇: 假名』三省堂.

 

 

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