「曽/そ/そ/そ/そ/ソ」成り立ち


最終更新: 令和6年2月7日

 

【曽】【そ/そ/そ/そ】【ソ】

 元々は「甑」という言葉を表していたと考えられます。「蒸し器」という意味です。蒸し器の形です。

 

 

解説


 1937年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1238994/11>

 

 上の字は活字の明朝体の「曽」です。

 

 1881年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/764483/20>

 

 上の字は活字の明朝体の「曽」です。

 

 2010年『常用漢字表』([文化庁 2010] から引用)

 

 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/854017/8>

 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/854017/1/15>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「片假名及び附属物」50頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 

 上の字は活字の片仮名の「ソ」です。

 

 1885年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/853858/9>

 

 上の字は活字の平仮名の「そ」です。

 

 明治時代「諏訪神社收蔵種字.五號平假名」([『日本の近代活字: 本木昌造とその周辺』編纂委員会 2003] から引用)

 1882年『五号活字総数目録』([府川 2005] から引用)

 

 上の字は活字の平仮名の「そ」です。

 

 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/854017/1/15>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「平假名及び附属物」50頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 

 上の字は活字の平仮名の「そ」です。

 

 1886年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/898234/18>

 1903年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/854017/1/15>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「萬葉假名」51頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 

 上の字は活字の平仮名の「そ」です。

 

 上の字は Unicode/学術情報交換用変体仮名の平仮名と片仮名です。

 

 

参考文献


 「本木昌造・活字復元プロジェクト」調査グループ (2003)「検証: 諏訪神社収蔵『木彫種字』」,『日本の近代活字 本木昌造とその周辺』編纂委員会編著『日本の近代活字: 本木昌造とその周辺』, 100-139, 近代印刷活字文化保存会.

 

 

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