「起/き」成り立ち


最終更新: 令和6年1月6日

 

【起】【き

 元々は「起立」の「起」という言葉を表していたと考えられます。「おきあがる」という意味です。「己」+「延」。「己」は、発音を表す記号です。

 

 

解説


 1887年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788168/7>

 1938年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1220820/177>

 

 上の字は活字の明朝体の「起」です。

 

 1981年『常用漢字表』([安岡 2009] から引用)

 

 1892年『二号明朝活字書体見本全』([府川 2005] 図4-240-2 から引用)

 1893年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/873050/28>

 1898年 <https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/754847/15>

 1917年『四號明朝活字総數見本全』「萬葉假名」51頁, 東京築地活版製造所, 印刷圖書館蔵, 蔵書NO: Za334.

 1940年 <https://dl.ndl.go.jp/pid/3450602/1/249>

 

 上の字は活字の平仮名の「き」です。

 

 上の字は Unicode/学術情報交換用変体仮名の平仮名です。

 

 

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